WHO方式がん疼痛治療法といえば、
緩和ケアに関わる方はみんなご存知ですよね。
実は、つい最近改定されました!
そして日本語版が出たので、早速紹介します〜
まさかこんなに早く翻訳が出るとは思っていませんでした〜
翻訳に携わった先生方、ありがとうございます!
どんな本?
文字通りWHOのがん疼痛のマネジメントのガイドラインですね。
以前のガイドラインは1996年に公開されたので、
もうずいぶん長い間改定されてませんでした。
そういった意味では「待望の改定」なんですよ〜
どんな人にオススメ?
今後のがん疼痛のマネジメントに大きく影響を与える可能性のあるガイドラインですので、
緩和ケアに関わる方は、一度は目を通した方が良いですね。
勉強になったことは?
以前のガイドラインでは有名な3段階鎮痛ラダーを含めた5原則がありました。
今回からラダーにとらわれず、4原則のアプローチになっています。
- 経口で
- 時間を決めて
- 患者ごとに
- そのうえで細かい配慮を
ここは大きな変更点かと思います。
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★★★☆☆
- 臨床向け :★★★☆☆
- 研究向け :★★★☆☆
- 教養度 :★★★☆☆
- コスパ :★★★☆☆
まとめ
全世界向けの新たなガイドラインが、
今後の日本における緩和ケアの実践に、
どういった影響を与えていくのか注目ですね。