緩和ケアを実践する医師の重要な役割として、
適切な薬物療法の提供
というものがあります。
WAGIの施設でも毎年多くの研修者を受け入れますが、
彼らの学習ニーズとして、「症状緩和の薬物療法」は筆頭にあげられます。
そのためには薬剤の知識が必須です
今回は緩和ケアで使用する薬の知識を身につけるための最強本を紹介しましょう!
どんな本?
緩和ケア領域の大家である、トワイクロス先生の本です。
トワイクロス先生の本は博物学的な知識が大量にあり、
ぶっちゃけ、
通読はムリ!
なのですが、他の本には書いてないことがあり、
臨床で困ったときに一度は開いてみる辞書的な本ですね。
ちなみに、トワイクロス先生はこんな方です。
どんな人にオススメ?
初心者には厳しいと思います・・・
専門的緩和ケアを実践する方で、より深く幅広い知識を調べる際に使う本でしょうか。
あとは薬剤師さんにもオススメですね!
勉強になったことは?
この本は翻訳本なので、海外の製剤の情報が豊富です。
WAGIが読んだ率直な感想としては、
よく使う薬でも、「知らなかったこと」がまだまだいっぱいあるなぁ
という素朴な感想でした。
謙虚な気持ちにさせてくれる一冊です。
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★☆☆☆☆
- 臨床向け :★★☆☆☆
- 研究向け :★★★☆☆
- 教養度 :★★★☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
まとめ
緩和ケアの薬剤について最強クラスの一冊を紹介しました。
この本を訳された皆様にも頭が下がります。
トワイクロス先生の本でもう一冊はこちらです。
こちらも当ブログで紹介予定ですので、お楽しみに〜