緩和ケア界の大御所であるトワイクロス先生の古典的な本の紹介です。
私が緩和ケアを勉強し始めた頃、
今ほど緩和ケアの本が多くなかったので、
この本は非常に重宝しました。
結局、ほぼ通読したと思います!
ちなみに、トワイクロス先生と言えば、こちらも有名です。
どんな本?
トワイクロス先生、Wikipediaがありました。英語ですが。
興味ある方はみてみましょう〜
本当に緩和ケアを作ってきた方の一人ですね。
そんなトワイクロス先生が書いた緩和ケアの本というだけで、
素晴らしく価値があります。
おそらく読んでいただければ、その話題の広さと深さにびっくりするはずです。
どんな人にオススメ?
読みやすいマニュアル系の本は一通り読んだ方が、
辞書的に使うのが良いのではないでしょうか。
翻訳本ということもあって、ちょっと読みにくかったり、
情報量があまりにも多すぎて、初心者はちょっと難しく感じるかもしれません。
勉強になったことは?
WAGIがなぜこの本が好きかというと・・・
この本にしか書いていないことがたくさんあるからなんです〜
特に非薬物療法のコツなどが大量に記載してあり、
長い臨床経験で集積した知見をふんだんに盛り込んでます。
非がんや小児の項目があることも、
トワイクロス先生が幅広く緩和ケアを届けようとされていたのを、
物語っていますね。
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★★☆☆☆
- 臨床向け :★★★★☆
- 研究向け :★★☆☆☆
- 教養度 :★★★☆☆
- コスパ :★★★☆☆
まとめ
トワイクロス先生の有名な本の紹介をしました。
読むのはなかなかパワーがいる本ですが、
専門的緩和ケアを実践する方にはオススメです。