次回のPactiのご案内です。
今回は緩和ケア領域におけるポリファーマシーをテーマに、
この分野で非常にわかりやすい本を執筆されている、
西伊豆健育会病院の吉田英人先生にご講演いただきます!
以前紹介した、こちらの本を書かれた先生です!
本の内容が気になる!って方は、
こちらのブログを御覧ください。
ポリファーマシーで困ったら一番はじめに読む本 研修医、新人薬剤師のうちに知っておきたいポリファーマシーとの上手な付き合い方 吉田英人|緩和ケアに役立つあれやこれ〜緩和ケアの学び方ソムリエが送る耳より情報〜
ポリファーマシーって知ってますか? もう随分と市民権を得た感じがしてますが、 数年前はまだまだ知られていなかった概念です。 という疑問も聞こえてきそうですね〜 でも、緩和ケアでは非常に重要な問題なんですよ。 理由は、 身体機能が低下する前提の患者さんをケアすることが多いので、 緩和ケア領域で実践する方はぜひ勉強しましょう〜 ポリファーマシーとは? という疑問に対して、この本では以下の定義で解説しています。 臨床的に必要とされている量以上に多くの薬剤が処方されている状態 というと、ちょっと乱暴ですよね。 必要な薬と、優先度が下がる薬、あえてやめたほうが良い薬を見極め、 ケアの目標に合わせて調整するのが重要です。 この本は、臨床現場の様々なシーンに合わせて、 このプロセスを丁寧に体験させてくれます。 緩和ケアに関わる医師、薬剤師さんはぜひ読んでもらいたいです。 また、看護さんにもおすすめです。 なぜかというと、ポリファーマシーの実践では、 患者さんとの対話が非常に重要になります。 看護師さんがポリファーマシーの可能性に気づくことと、 薬物療法に対する認識や期待することなどに関連した対話を 意識してもらえると非常にありがたいので。 ポリファーマシーに対する系統的なアプローチが非常に勉強になります。 前提となる医学知識に基づきながらも、 価値観や個別の状況ともすり合わせる診療になるので、 これを系統的にまとめているのは、 すごい本だと思います! 緩和ケアでも重要になるポリファーマシー。 ちなみにコラムも面白いので、 ぜひ読んでみましょう〜。
詳細
2021年6月4日(金) 21時~(1時間程度)
演題「ポリファーマシーとの上手な付き合い方 in Pacti」
演者:西伊豆健育会病院 吉田英人先生
対象:緩和ケアに関わる医療・介護職、医歯薬看護系学生
参加費:500円〜(PayPalを利用した受講後支払い。学生は無料です)
申込みは改めてご案内する予定です。
みどころ!
難しい判断を迫られる、
緩和ケア領域のポリファーマシー・・・
患者さんとはもちろん、
もともとの処方医の先生とのコミュニケーションも、
なかなか難しいんですよね・・・
この辺を「実際に」どうしているか?
WAGIも吉田先生にぶつけてみたいと思います!
まとめ
運営メンバーのペースでゆっくり運営している、
ご参加頂く皆様の愛情によって支えられているPactiです。
6月4日にお会いしましょう!
事前に本を読んで参加して、
吉田先生に直接質問するのもいいですね〜