ビジネス系

企業変革力 ジョン・P・コッター

マネジメント領域の古典レベルの本を紹介します。

WAGI

うちの組織の課題、どんなふうに取り組んでいくのが良いんだろう・・・

いつも「こんなのじゃダメだ!」って言ってるのに、

みんなわかってくれない・・・

こんなふうに思うことないですか?

全く課題のない組織は存在しない!ので、

課題をなんとかしたいと思うのは素晴らしいと思います!

でも、そこから変革をしていくのは、大変ですよね。

そんな壁に直面している方にお勧めの本がこちらです。

どんな本?

リーダーシップが求められる場面の代表に、

スタートアップがあります。

ゼロから1を生み出す場面です。

新しいサービスや組織を作ると言ったようなシーンですね。

こちらも大変なのですが、もう一つ、リーダーシップを求められる場面があります。

WAGI

それが「変革」に取り組む場面です!

私のイメージ的には、

スタートアップは重い石を動かそうとするイメージ

変革は既に動いている重い石を、止める/方向を変える/より早く進めるイメージ

重い石を動かそうと思うと、最初がめちゃくちゃ重いですよね。

そこをなんとか動き出すようにする感じです。

一方、変革は既に動いている石なので、

考えなく真正面から行くと怪我をします。

どちらが難しいという話ではなく、それぞれの難しさがあることを理解する必要がありますね。

WAGI

ここを理解せずに突っ込んで、

痛い目に会うことをよく経験します(遠い目・・・)

内容を少しご紹介

変革の8段階のプロセスが非常に有名です。

ジョン・コッターの8段階のプロセス
  1. 危機意識を高める
  2. 変革推進のための連帯チームを築く
  3. ビジョンと戦略を生み出す
  4. 変革のためのビジョンを周知徹底する
  5. 従業員の自発を促す
  6. 短期的成果を実現する
  7. 成果を生かして、さらなる変革を推進する
  8. 新しい方法を企業文化に定着させる

私の経験では、①と②で既につまづいている変革チームが多い印象ですね〜

まとめ

というわけで、課題だらけの医療現場で、

使う場面の多いビジネス知識かと思います。

変革系のチャレンジをする方には必須の本だと思いますし、

非常に有名なので様々な場面で引用されますので、

読んでみるのがお勧めです。

この辺りは苦労されている方が多いので、

現在、レクチャーを作成中です。

飯塚病院 連携医療・緩和ケア科ではこそっと、

こう言った組織変革のレクチャーやケースの検討などをしています。

講演などもお話しできるようにしていますので、

興味ある方は問い合わせフォームから連絡ください。