マネジメント領域の古典レベルの本を紹介します。
うちの組織の課題、どんなふうに取り組んでいくのが良いんだろう・・・
いつも「こんなのじゃダメだ!」って言ってるのに、
みんなわかってくれない・・・
こんなふうに思うことないですか?
全く課題のない組織は存在しない!ので、
課題をなんとかしたいと思うのは素晴らしいと思います!
でも、そこから変革をしていくのは、大変ですよね。
そんな壁に直面している方にお勧めの本がこちらです。
どんな本?
リーダーシップが求められる場面の代表に、
スタートアップがあります。
ゼロから1を生み出す場面です。
新しいサービスや組織を作ると言ったようなシーンですね。
こちらも大変なのですが、もう一つ、リーダーシップを求められる場面があります。
それが「変革」に取り組む場面です!
私のイメージ的には、
スタートアップは重い石を動かそうとするイメージ
変革は既に動いている重い石を、止める/方向を変える/より早く進めるイメージ
重い石を動かそうと思うと、最初がめちゃくちゃ重いですよね。
そこをなんとか動き出すようにする感じです。
一方、変革は既に動いている石なので、
考えなく真正面から行くと怪我をします。
どちらが難しいという話ではなく、それぞれの難しさがあることを理解する必要がありますね。
ここを理解せずに突っ込んで、
痛い目に会うことをよく経験します(遠い目・・・)
内容を少しご紹介
変革の8段階のプロセスが非常に有名です。
- 危機意識を高める
- 変革推進のための連帯チームを築く
- ビジョンと戦略を生み出す
- 変革のためのビジョンを周知徹底する
- 従業員の自発を促す
- 短期的成果を実現する
- 成果を生かして、さらなる変革を推進する
- 新しい方法を企業文化に定着させる
私の経験では、①と②で既につまづいている変革チームが多い印象ですね〜
まとめ
というわけで、課題だらけの医療現場で、
使う場面の多いビジネス知識かと思います。
変革系のチャレンジをする方には必須の本だと思いますし、
非常に有名なので様々な場面で引用されますので、
読んでみるのがお勧めです。
この辺りは苦労されている方が多いので、
現在、レクチャーを作成中です。
飯塚病院 連携医療・緩和ケア科ではこそっと、
こう言った組織変革のレクチャーやケースの検討などをしています。
講演などもお話しできるようにしていますので、
興味ある方は問い合わせフォームから連絡ください。