オススメの本

介護・福祉のイロハ 大橋博樹

緩和ケアの実践では、社会資源の知識が求められます。

特に、在宅緩和ケアを調整する時などは、

  • 介護サービス
  • 訪問看護
  • 訪問診療

の3点は基本セットレベルで必要になりますよね!

とはいえ、

介護や福祉の知識って言われても・・・

医学部で習ってないんじゃ・・・

と感じる医師も多いはず!

ちなみにWAGIは・・・

WAGI

授業をサボる不真面目学生だったので・・・

習っているかどうかすら分かりません

ただ、緩和ケアの実践には必要と気づいてからは、

それなりに勉強しました。

今日はそんな、医師にとっては分かりにくい、

介護と福祉の知識を勉強するための本!

のオススメを紹介します〜

どんな本?

この本はプライマリ・ケア領域ではおなじみ、

羊土社のGノートの別冊として発刊されました。

内容は基礎編と実践編に分かれていますが、

医師が

聞いたことはあるけど、

勉強したことはないんですよね

みたいなテーマが扱われています。

内容を少し紹介です。

緩和ケア医にオススメの項目
  • 介護認定審査の裏側
  • 訪問看護ってどんなことをしているの?
  • 施設入所って言うけれど、あなたの患者さんに最適な介護施設とは?
  • 在宅診療にかかわる保険点数の超基本
  • やっていますか?退院時カンファレンス
  • 多職種連携(IPW)とは
  • 薬剤師さんともっと連携しよう

こんな感じで、特に在宅緩和ケアに関わる上では、

ぜひ知っておいてほしい内容となっています

どんな人にオススメ?

緩和ケアに関わる医師にはもちろんオススメなのですが、

加えて看護師やいろんな職種の方にも役立つと思います。

レクチャーの参考資料にするのにも、

有用な本だと思いますね。

勉強になったことは?

WAGIはリハビリをしている移行期ケアの患者も多く担当することもあり、

在宅リハビリの項目は非常に勉強になりましたね。

WAGI

在宅でのリハビリでできることを理解すると、

入院中からのコミュニケーションの工夫も変わってきます

編集長の独断評価(5段階)

  • 初心者向け:★☆
  • 臨床向け :
  • 研究向け :
  • 教養度  :
  • コスパ  :

まとめ

医学知識だけでは戦えない、

緩和ケアの実践。

患者さんのQOL向上に貢献するために、

強い武器となる介護と福祉の知識を身につけるための1冊です!