がん患者の緩和ケアも難しいけど、
救急や集中治療の現場で経験する、
心肺停止患者の対応やケアも難しいんだよなぁ
私も集中治療の専属チームで診療していた経験や、
今でも続けている、救急外来の勤務のなかでこんなことを感じていました。
救急・集中治療の緩和ケアを学ぶ場がない!
そうなんです。
ないんですよ。なかなか。
もちろん最近は救急医学会などでも治療の差し控えや中止、
回復の見込みのない患者の意思決定支援と言った話題が扱われる機会も増えてきました。
私はまだ受講できていないのですが、Vital talkも良いと思います。

そういえば、こんな本も出ましたよね。
トレーニングコースを作ろう!
幸い、この分野の関心が高まり、学ぶ手段も増えてきたので、
このタイミングで関心を持った医療者が学べるコースを作ろう!ということで、
有志で取り組んでいます。
そして、3月13日(土)に記念すべき第1回がトライアル開催としてWeb開催されました。

(参加者の皆様に掲載許可をいただいています)
内容
今回のトライアルは以下の内容でした。
- 12:00-12:30 Zoom開場 操作説明
- 12:30-12:40 Opening コースの説明
- 12:40- 13:55 ①蘇生中止の伝え方
- 13:55-14:05 休憩
- 14:05-15:20 ②挿管するかどうかの意思決定
- 15:20-15:30 休憩
- 15:30-16:45 ③ICUでの家族面談の仕方
- 16:45-17:00 Closing 質疑応答
レクチャーだけでなく、グループワークも含めて、
様々な議論が盛り上がりました!
今後について
今回のトライアルにご協力いただいた参加者からのフィードバックを元に、
より内容をブラッシュアップしていく予定です。
現在は第2回の開催日程を調整中です。
募集開始した際はこのブログでも発信できればと思っていますので、
是非とも応援よろしくお願いします!