最近、臨床倫理のインプットを中心にやっています。
今日は臨床倫理の分野としては、
古典の部類に入る本を紹介します。
どんな本?
臨床倫理でしばしば活用する、
Jonsenの臨床倫理の4分割法って知ってますか?
川口先生の医学会新聞のこの表が非常にわかりやすいので、
拝借して紹介しますね〜

これはWAGIもよく参考にしている医学界新聞で、
川口先生が臨床倫理を紹介した連載の図です。
そちらの連載は古いですが、今でも読み直すくらいオススメです。
どんな人にオススメ?
倫理的な葛藤に直面することって、
緩和ケアをしていたら日常茶飯事ですよね。
そんな倫理的な問題に対処するツールである、
臨床倫理の4分割法。
この手法を紹介した本になります。
その4分割法についてより深く学びたい方にオススメの本になります。
勉強になったことは?
実際に読んでみると、
結構難しい・・・
と感じます。
通読はかなり厳しいと思うのですが、
時々「周辺の状況」ってどんなこと考えるんだっけ?
みたいに問いを持って読めば、
そんな側面からも考える必要があるなんて、
勉強になったなぁ!
なんて感じると思います。
日常的に使用するツールの背景知識などは、
専門家としては時々復習するのは大切ですね。
初心者にはちょっとハードル高いですけど。
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★☆☆☆☆
- 臨床向け :★★☆☆☆
- 研究向け :★★★★☆
- 教養度 :★★★★★
- コスパ :★★★☆☆
まとめ
というわけで臨床倫理分野の古典的な本を紹介しました。
通読するのは大変ですが、手に取ってみるのは良いのではないでしょうか?