ずっと紹介したかったのに、
なかなか手元に届かず、
やっと紹介できます。
最近出た、誤嚥性肺炎の本です。
実は著者の先生は、
私も臨床で非常にお世話になってます!
どんな本?
最近、いろいろ増えた誤嚥性肺炎の本ですが、
その中でも一線を画しています!
誤嚥性肺炎、なんとなく抗菌薬を出して、絶食しとけばいいや!
なんて思ってません?
まあ、熱も下がって退院もしていくんで、
一見、問題ないように見えちゃうんですよね〜
“どきっ”とした方は、是非読んだ方がいいですよ〜
内容はかなり実践向けで、
特に誤嚥性肺炎の診療に対して必要な知識が、
コンパクトにまとまった便利帖がすごいです!
多職種からのメッセージが散りばめられている点も、
チームアプローチが重要なこの分野の本らしいですね。
どんな人にオススメ?
診療環境にもよるんでしょうが、
誤嚥性肺炎を発症している患者さんは、
若手医師が担当することが多いですよね?
私も数々の誤嚥性肺炎を起こした高齢者を担当しました
特に、「主治医として」担当する目線を学ぶのは重要ですよね。
そういう意味では、緩和ケアに関わらない方も含めて、
読んでみるのがオススメです。
勉強になったことは?
内容についてはもちろん色々あるんですが、
著者の先生と直接コミュニケーションを取れることもあり、
WAGIが感じたことは、
誤嚥性肺炎に対する圧倒的こだわりと愛情
ですね。
研究活動も頑張っておられる、
著者の吉松先生に今後も注目です!
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★★★★★
- 臨床向け :★★★★★
- 研究向け :★★☆☆☆
- 教養度 :★★☆☆☆
- コスパ :★★★☆☆