看護師向けの本も読むんですか?と時々聞かれますが、
読みます!
もちろん、全部でもないし、流し読みも多いですが。
医師向けの本には書いてない、
色々な緩和ケアのエッセンスが書いてあるんですよね〜
特に色々な施設の方と話していて、
「救急・集中ケアの緩和ケアで、看護師はどう言ったことを取り組むべきですか?」
なんて質問をされることがあります。
私がアドバイスできることでもないのですが、
一緒に考えるのも大切かなと思って、時々、ヒントを探る気持ちで、
看護師向けの本も読みます。
そこでオススメしたいのがこの本です!
どんな本?
読んで字の如くなのですが、
救急・集中治療領域の緩和ケアに従事する看護師向けの本です。
具体的に何をすれば・・・
となりがちなこの分野、要素を整理して、
それぞれ具体的に解説があります。
それぞれの要素はこちら!
- 全人的苦痛緩和
- 意思決定支援
- 悲嘆ケア
- チーム医療推進
- 組織体制整備
こうやって、概念的なものを、
要素に分けて整理するのは理解する上ですごく大切ですね。
マネジメントに関心の高いWAGIにとって、
組織体制整備の項目は特に勉強になりました。
どんな人にオススメ?
急性期医療に関わる看護師はもちろん、
緩和ケアチームの看護師、認定看護師、専門看護師も
是非読んで欲しいですね。
勉強になったことは?
看護の分野って、WAGIにとっては、
やっていることや、アセスメントを言語化するのが非常に難しく感じます。
こう言った本を読むと、
あの時の看護師さんのケア、
こういうことだったんだ!!!
みたいな発見があるんですよね〜
編集長の独断評価(5段階)
- 初心者向け:★★★★☆
- 臨床向け :★★★★☆
- 研究向け :★★★☆☆
- 教養度 :★★★☆☆
- コスパ :★★☆☆☆
まとめ
救急・集中治療の緩和ケアを実践および研究する方にとって、
共通言語となる本だと思います。
まだまだこれから!取り組む施設も多いと思いますので、
多職種で読んでみるのも良いでしょうね。