ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の重要性は、
緩和ケアに限らず色んなところで認知されるようになってきました。
もちろん、
もっと普及啓発に努めないと!
みたいな意見もあるんでしょうが、
講演のご依頼なんかでも、
具体的にどのように取り組めば良いか?を聴きたい
なんて言われることも増えてきました〜
そんな方に便利なツールを紹介します。
どんな冊子?
この冊子は、市民向けに神戸大学の研究グループによって作成されました。
市民がご家族と一緒にACPに取り組むことができるよ、
「自分で始められる」ACPリーフレットになります!
自分で取り組めるよう支援しているツールなんですね〜
厚生労働省の委託事業として作成されています。
市民向けだけあって、文字も柔らかく、デザイン的にもGoodです!
内容は?
目を引く言葉がありました。
話し合いによりもしもの時に
望んだ治療、ケアを受けられる可能性が高くなります
このメッセージ、率直に市民に届いてほしいですね。
この冊子ではACPに取り組みやすいように、
ACPを構成する要素を5つのステップに分けて示してくれています。
ステップ1:考えてみましょう
ステップ2:信頼できる人が誰かを考えてみましょう
ステップ3:主治医に質問してみましょう
ステップ4:話し合いましょう
ステップ5:伝えましょう
分かりやすく、シンプルに!を体現してくれています。
患者さんやご家族に、是非、紹介してあげてください!
まとめ
大切さを伝える段階から、
自分の診療や施設にどう実装するか?
というフェーズになりました!
ACPについてはオススメの本がたくさんありますので、
是非手に取ってみてください。
